心にゆとりを持たせる

数多くの仕事が存在するこの世の中、肉体的にも精神的にもハードな仕事があります。
中には仕事の苦労を他者が理解してくれない、といった悩みもあるようです。
特に昨今のニュースで介護職のイメージはあまり良いものとはいえません。
本当にごく一部の介護職の人が行った事件や事故が、多数の介護職へ大きなダメージを与えているといっても過言ではありません。
介護職は常に要介護者に対して、明るく親切、丁寧に接することと、介護をすることを求められています。
もちろん現場で働く介護職の人も常に心がけていることです。ですが、どの仕事でも起こり得るように毎日同じコンディション、同じ精神力で仕事に向かい合うことは難しいものです。
朝起きて出勤するまでの間に起こる小さなことが、その日のコンディションを左右することがあります。
それが靴下が見つからないとか、駅で人にぶつかられたとか、本当に些細なことだったりするのです。
出鼻をくじかれる、ということは昔からよく聞く言葉でしょう。
出だしにつまずくと、その日一日が上手く回らない、調子が出ないということは、大昔から抱える問題なのです。
ですから、上手く気持ちの切り替えが出来るように考えると良いのではないかと思います。
どのような方法が自分に向いているのかはいろいろ試してみて、良さそうな方法をいくつか考えておくようにします。
以前に体験したのは早めに自宅を出て、職場近くのカフェで朝食をとりながらゆっくりとした時間を過ごす方法でした。
心にゆとりが出来ると少々のことでは苛立つことが少ないものです。
介護職のようにストレスの多い、人の目に見えない苦労が多い職業は特に心のゆとりが大切なのかもしれません。
自分なりのゆとりの持ち方を考えておきましょう。