勤務時間が予定より長くなると体力的な負担が大きいですし、精神的にも負担になることがあります。
介護職は仕事の対象が人間であるため、勤務時間通りの仕事とはいかないことが多々あるようです。
これは人間相手の仕事ではよくあることですし、事務職でも仕事を終わらせるポイントを重視すると勤務時間が延長されることが多いのです。
近年こそ勤務時間が終わったので帰ります、という職場も増えてきましたが、このような職場環境を作るには企業自体の努力が必要なのでなかなか進まないのも現状です。
特に介護職は常に人手が不足している状況です。これは給与と労働が見合っていないから、ということをよく耳にします。
多くの人は生活のために働いているので、生活が出来ない仕事には早々に見切りをつけるでしょう。
介護職の場合、仕事がプライベートにも影響をもたらすのが一番の欠点ではないかと思います。
職場を出れば仕事を引きずらずに済むのが一番の理想でしょう。
ですが介護職に就く多くの人は、自宅に戻っても仕事を引きずることが多いのです。
これは仕事の終わりがはっきりと線引き出来ていないせいではないかと思います。
仕事が途中であっても引き継ぎが上手く出来る、また仕事を引き継いだ人が信頼できる人であれば安心して仕事から離れることができるのです。
しかし人手が不足している状況では難しいのが現状でしょう。
そのため、他の家族には分からない理解できないストレスが蓄積されてしまうのです。
では家族に話してみるとどうなのかというと、共感は得られず、同じ職場の人でなければ介護の大変さや苦労をわかってもらいづらいでしょう。
苦労話をすればするほどすっきりしなくなってしまいます。
出来れば職場の不満や愚痴は家族に持ち込まない方が良いのです。そして頭の中を切り替えるために集中出来るような趣味があると良い気分転換になるのではないでしょうか。
共感できる介護の苦労話はこちら。